未知との遭遇のあらすじ(1977年 スティーヴン・スピルバーグ)

最終更新日 2016年7月6日 by Kazu

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《あらすじ》

メキシコのソノラ砂漠で、1945年に行方不明になった戦闘機が見つかった。またモンゴルのゴビ砂漠では、1925年に消息を絶った大型貨物船が見つかった。どちらも当時の姿のままだった。

インディアナポリスでは大停電が起き、UFOの目撃情報が相次いだ。電気技師で家族5人で暮らしているロイ(リチャード・ドレイファス)と、シングルマザーのジリアン(メリンダ・ディロン)はUFOを間近で目撃、直後から奇妙な形の山のイメージが頭に浮かび始めていた。

一方、インドを調査中のフランス人UFO研究者ラコーム(フランソワ・トリュフォー)のグループは、民衆が空を指差して歌っているのを目撃していた。それは短いメロディの繰り返しだった。またラコーム達はUFOからの信号をキャッチし、それが地球上のある地点の座標を示していることに気がついた。

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ひし形1

ついにUFOによる誘拐事件が起きた。ジリアンの家がUFOの編隊に囲まれ、ひとり息子のバリーが連れ去られたのだ。失意のジリアンだったが、ある日テレビに自分を悩ませている例の山が映っていることに気付く。

同じころロイも自宅でそのテレビニュースを食い入るように見つめていた。ロイは部屋に大量の土を運び込み、天辺が平らの巨大な山を作っていた。家の中は荒れ放題で、夫の奇行にあきれ果てた妻は3人の子供をつれて家を飛び出していた。テレビニュースではワイオミング州での有毒ガス漏洩事故と住民の避難について報じられていが、そこに映ってたのは自分がたった今作り終えたものと同じ形の山だった。ロイは歓喜し謎の解決のためにその山、デビルズタワーに行く決心をした。

そのころ「第三種接近遭遇」に備えてプロジェクトチームを立ち上げたラコーム達は、デビルズタワーの麓に地球外知的生命体と会談するための施設を建設していた。UFOが発する信号はまさにそこを指し示していたからだ。

住民の大移動が始まっていた。ロイは彼らとは反対の方向に車を走らせていた。途中ジリアンと再会し2人でデビルズタワーを目指したが、付近一帯は軍によって封鎖されていた。2人は検問をかいくぐり、さらにデビルズタワーに近づこうとするのだが……

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[作品データ]

監督 スティーヴン・スピルバーグ
脚本 スティーヴン・スピルバーグ
出演者 リチャード・ドレイファス、フランソワ・トリュフォー、テリー・ガー、メリンダ・ディロン
音楽 ジョン・ウィリアムズ
上映時間 135分