CURE キュア の解説からの続きです
▲ネタバレを含みます
■黒沢監督が目指したリアルな表現とは?
黒沢監督がこの作品でこだわったのは、日常の中で起きる非日常的な出来事をどのように表現するか、という点でした。例えば、スマートフォンで街の風景を撮影していたら、偶然近くで交通事故が起きて、その様子が写ってしまったとします。
CURE キュア の解説からの続きです
▲ネタバレを含みます
黒沢監督がこの作品でこだわったのは、日常の中で起きる非日常的な出来事をどのように表現するか、という点でした。例えば、スマートフォンで街の風景を撮影していたら、偶然近くで交通事故が起きて、その様子が写ってしまったとします。
《あらすじ》
大学生のジェフリー(カイル・マクラクラン)は、ある日近所の空き地で人間の耳を拾った。病院に父親を見舞った帰りだった。ジェフリーはそれを父親の知り合いでランバートン警察署の刑事、ウィリアムズ(ジョージ・ディッカーソン)に見てもらった。その結果、耳の持ち主はまだ生きている可能性があった。 続きを読む ブルーベルベットのあらすじ(1986年 デヴィッド・リンチ)
『ブルーベルベット』はデヴィッド・リンチ監督の劇場用映画4作目にあたる作品で、その後の作品『ワイルド・アット・ハート』(’90)やテレビドラマ『ツイン・ピークス』(’90)などに繋がるリンチの新たな映画スタイルを決定づけた作品です。 続きを読む ブルーベルベットの解説(1986年 デヴィッド・リンチ)