CURE キュア の解説からの続きです
▲ネタバレを含みます
■黒沢が目指したリアルな表現とは?
黒沢がこの作品でこだわったのが日常の中で起きる非日常的な出来事をどのように表現するのか、という点でした。
例えば、スマートフォンで街の風景を撮影していたらたまたま近くで交通事故が起きて、その様子が写ってしまったとしましょう。 続きを読む CURE キュアの解説2(1997年 黒沢清)
CURE キュア の解説からの続きです
▲ネタバレを含みます
黒沢がこの作品でこだわったのが日常の中で起きる非日常的な出来事をどのように表現するのか、という点でした。
例えば、スマートフォンで街の風景を撮影していたらたまたま近くで交通事故が起きて、その様子が写ってしまったとしましょう。 続きを読む CURE キュアの解説2(1997年 黒沢清)
《あらすじ》
大学生のジェフリー(カイル・マクラクラン)は、ある日近所の空き地で人間の耳を拾った。病院に父親を見舞った帰りだった。ジェフリーはそれを父親の知り合いでランバートン警察署の刑事、ウィリアムズ(ジョージ・ディッカーソン)に見てもらった。その結果、耳の持ち主はまだ生きている可能性があった。 続きを読む ブルーベルベットのあらすじ(1986年 デヴィッド・リンチ)
『ブルーベルベット』はデヴィッド・リンチ監督の劇場用映画4作目にあたる作品で、その後の作品『ワイルド・アット・ハート』(’90)やテレビドラマ『ツイン・ピークス』(’90)などに繋がるリンチの新たな映画スタイルを決定づけた作品です。 続きを読む ブルーベルベットの解説(1986年 デヴィッド・リンチ)
《あらすじ》
刑事の高部(役所広司)は事件現場のホテルに向かっていた。
現場に着くとすでに検証は始まっていた。被害者は女性、ベッドに仰向けの状態ですでに息は無かった。 続きを読む CURE キュアのあらすじ(1997年 黒沢清)
《あらすじ》
場所はアメリカ西海岸のとある広場。大勢の人が行きかう中で、1組の若い男女を監視する複数の男たちがいた。あるものは地上から、あるものはビルの屋上から。 続きを読む カンバセーション…盗聴…のあらすじ(1974年 フランシス・フォード・コッポラ)
この作品は残酷なシーンのあるサスペンス・スリラーです。しかし、黒沢清のスタイリッシュな映画的文法によってつかみどころのない心理的な恐怖を見るものに植えつける、邦画の中でも稀有な作品となっています。 続きを読む CURE キュアの解説(1997年 黒沢清)
【解説】
今日はフランシス・フォード・コッポラの作品を紹介します。1974年公開の『カンバセーション…盗聴…』です。
コッポラといえば『ゴッドファーザー』シリーズや『地獄の黙示録』を思い 続きを読む カンバセーション…盗聴…の解説(1974年 フランシス・フォード・コッポラ)